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<レポート>第4回講座「親と子で考えよう『原発』ってなぁに?」

2012.06.12 | カテゴリー:講座の記録

5/19、信州自遊塾第4回講座「親と子で考えてみよう”原発”ってなあに?」を、平安堂あづみ野店とタイアップして開催しました。 参加者は35名、内会員が20名でした。

レポート

 

 

 

 

 

前半は、松本猛塾長の絵本「ふくしまからきた子」の出版記念講演でした。 塾長が、絵本制作のために福島県で取材した時の体験を、スライドを見せながら話し、その後絵本を朗読しました。絵本の場面について、その背景や解説を聞くと、絵本の各場面の持つ意味合いを深く味わうことができました。福島をクローズアップする絵本を出すことについては賛否があったが、事実を伝えることが大事という話でした。

講演後は、福島県から避難されている3組の方の話を聞き、他の場所からの移住者や県内の方々と車座で話し合いを行いました。以下のような発言がありました。

 

 

 

 

 

・放射線の計測値は、役場の方は、風評被害を恐れて測る場所を変えた小さい値を発表する、新聞の値も実際の測定値と違う、ということで、やはり事実を伝えることが重要であり、また、自分の身は自分で守るしかない。

 ・原発からかなり離れている福島市でも、学校で真夏も窓を開けるかどうかでもめたり、子供は、学校のすべての行事がなくなり外で遊べず、日焼けしないため真っ白。

 ・TVでは常に放射線の値をテロップで流している反面、近所で「放射線」という言葉はタブーとなっている。外に移住するのは「故郷を捨てる」後ろめたさがあって人に言えないため、移住する人は突然引っ越していなくなる。

 ・原発から10kmの浪江町の自宅と20kmの田んぼを放棄せざるを得ず移住し、リンゴと米の栽培をされている方「前向きに生きている。長野の方々にお世話になり、感謝している」

 ・「福島から来た」ことで、表だったいじめは体験しなかったが、車は「福島ナンバー」をすぐ変えたり、人目は気になる。

 ・「野菜のかけはし」プロジェクトで、地元のいわき市に野菜を送っている。安曇野の農家も、野菜や畑の提供を行っている。

 ・今も必要な支援として、子どもの「保養」の受け入れがある。夏休みのキャンプなどの「一時疎開」で、子供が外でのびのびと過ごしてストレスを解消することが必要。

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