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ご挨拶

名誉塾長 中野 和朗

「自遊」という名は「私たちは大自然のなかの一つの構成生物として、自然と仲良く遊べるような親愛な関係‐自然との“絆(きずな)”-を結び、「共生」する存在であることを「自由」に懸けて表現したものです。自然との“絆”をむすぶためには何をしたらよいのか?何をしてはいけないのか?どうしたらよいのか?などをはじめ、学ぶことはたくさんあります。学ぶべきことをともに学ぶ場所が塾です。
したがって、「自遊塾」の塾訓は「自然との絆のススメ」です。

私たちは「3・11東日本大震災」によって自然の猛威をあらためて思い知らされ、「人間は“万物の霊長”であり、自然を思いのままに支配できるなどという思い上がりはいっぺんに吹き飛ばされてしまいました。人間は“神”の代行者などではなく、宇宙の創造の力によってほかのすべての生物と同様に創られた自然の構成物の一つに過ぎないことを再確認させられました。

地球という星は人間の所有物ではなく、地球上に生存するすべての生き物の共通の棲家であり、人間のエゴイズムによって好き勝手に加工してはならないのです。ただ今現在の情報では地球は宇宙の中で唯一の「生命を育む星」のようです。地球の“生命維持装置”はたいへんデリケイトで無神経な人間が考えている以上に壊れ易いように思われます。人類の永続を願うのであればまず地球を永続させることを考えなくてはならないでしょう。信州自遊塾でみんなで寄ってたかって学ばなければならないことに事欠くことはありません。

さあ!みんなでワイワイ、ワクワクしながら自然の中で自然から学ぶことからはじめましょう!

●中野和朗(なかのかずお)
独文学者。松本大学元学長、信州大学名誉教授、松本大学名誉教授。
1933年、松本在の農家出身の両親のもとに生まれる。信州大学文理学部、東京都立大学大学院人文科学研究科において独文学を専攻。現在ゲーテの「ファウスト」の新解釈に挑戦中。信州大学人文学部長、信州大学共通教育センター長などを務め定年退職後、1999年より松本大学初代学長を務め、2008年同大学退職。
現在は趣味の“農林水産業”に勤しむ傍ら、信州渡来人倶楽部代表世話人、信州そば打ち美(み)蕎楽(そら)交流会会長、信州そば産地表示推進協議会アドバイザー、映画「白磁の人」松本制作委員会代表、松本大学キャリアスクール講師などを務めている。信州大学演劇部OB「やまなみ会」(故熊井啓監督が会長であった)メンバーとして演劇「籾は死なず」(2009年、於「松本市民芸術館」)を上演した。『カメラーデンの詩と真実』『“幸せづくりの人”づくり』『続 幸せづくりの人“づくり』等の著作がある。

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